日本は実はグローバルに展開することで経済的に豊かになり発展してきました。イギリスがそうしてきたように、日本も一層グローバルになる必要があるというお話をします。

日本では、転職しにくいなど労働市場を改革するべきだと長い間言われてきており、2019年には「働き方改革」が始まりました。2000年代にドイツが労働市場の大きな改革を行い経済を蘇らせた経験から日本が学べることについてお話しします。

大きな改革には痛みが伴うもの。1980年代のイギリスでサッチャー首相が行った大きな改革の経験から、日本は何を学べるのでしょうか。

日本人は勤勉なことで有名ですが、同時に、一国としてみたときの生産性は必ずしも高くありません。勤勉さと効率さとのバランスを取りながら、より効率的に働くことで、生産性を高められます。

第2次大戦の苦しい時期を乗り越えて、「奇跡」とまで言われた成長を遂げて経済大国となった日本。それから何十年も経ち、今は将来への更なる飛躍のために新しい変化が求められています。しかし、実は過去の成功体験が、本当は必要な変化をはばんでしまっています。

日本のサービス産業の生産性が低いと言われている。まずは私たちの生産性を高めることによって、日本全体の生産も大きく変わるはず。