そうだ、ドリームマップを作ってみよう!

夢を実現するには、どうしたら良いでしょうか。

それには、明確なビジョンを持つことと、夢に至るまでの具体的な戦略を立てて実行することです。

とあるきっかけで私が作ることになった「ドリームマップ」で、夢の実現に向けて大きく一歩踏み出した気がしました。作っている間、こうしたい、ああしたい、という思いが溢れてきて、それだけでも楽しい貴重な経験でした。

1.ドリームマップとは

ドリームマップとは、3年後に叶えたい自分の姿を可視化したものです。これを壁に貼って常に自分の目に入るようにしておくと、意識的・無意識的にそれに向かった行動を取れるようになることから、多くの人がドリームマップで望んだことを実現させています。

ドリームマップは、5つのセクションに分かれています。まず、真ん中には3年後にこうあっていたいと思う自分の姿を記述します。次に、左上に、こうあってほしいと私が願う世界、左下に、私がほしいもの(物理的なもの、目に見えるもの)、右下に、自分のなりたい姿、右上に、私が笑顔にしたい人達のイメージ・写真を貼ります。

2.私のドリームマップ

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・3年後の私(真ん中)

A-リストになって、多くの人ポテンシャルを高める手助けをしている

・こうあってほしいと私が願う世界(左上)

多様性が受け入れられて、出生や人種などの差別無く、どんな人でも活躍できる世界であってほしいです。自然が保護されて、野生動物がのびのびと生きられる世界であって欲しいです。そして、地球環境に優しい社会に近づいて欲しいです。 (Rosling著「ファクトフルネス」などでは、貧困データなどを基に「世界や良くなっている」と述べていますが、例外はあり、例外の最たるものは地球環境や自然界の多様性だと私は思っています。)

・私がほしいもの(左下)

豊かな自然あふれる家で、家族と暮らしたいです。今持っているアップライトのピアノを買い替えて、グランドピアノを買いたいです。ずっと昔に少しかじったチェロを習って3年後にはチェロを演奏できるようになっていたいです。

・私のなりたい姿(右下)

運動して良いものを食べて、こんな素敵な体になっていたい。3年後には本を出版していたいです。いつか、Ted TalkでのAmy Cuddyのように、インスピレーション溢れるスピーチをしたいです。そして、愛情と包容力たっぷりの、お母さんでいたいです。

・私が笑顔にしたい人たち(右上)

家族皆で笑顔で暮らしたいです。世界中の子供や女性が笑顔でいてほしいです。

3.ドリームマップへの戦略

ドリームマップやそれに類似しているビジョンボードは「自分がこうありたい」という行き先を可視化するので、それに向けた目標を立てやすいです。

他方、それだけでは足らず、具体的な短期・中期・長期の戦略がなければ必ず実現するものではないと思います。

ですので、PDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクルをこなし、KPI(Key Performance Indicator)で自分の進捗を数値化し、それを毎週、毎月、毎年確認してゆく必要があります。


ドリームマップを作ることによって可視化された3年後の私の姿に、今からワクワクします。

ちなみに、最初のドリームマップを作るのに最適な年齢は、小学校5年生だそうです。それくらいの年のお子さんをお持ちの方は、親子でぜひ作ってみてください!