中東の美人女性と聞いて、多くの人は彫りの深いエキゾチックな美女を思い浮かべると思います。
実際中東には、彫りが深く目鼻立ちのはっきりしている美女が多いです。
では、どの国が最も美女を産出しているのでしょうか。実はこれは中東やアラブの人の間でもしばしば議論になるところですが、一国の「美女度」は実は歴史や政治が大きく関わってくるのです。
トルコ
例えばオスマン帝国時代としてかつて世界的な大帝国を築いたトルコは美男美女が多いことで有名です。オスマン帝国の全盛期には東ヨーロッパ中心に欧州の多くの国・地域を支配しており、ヨーロッパの美女をオスマン帝国の首都イスタンブールに招いて、王族や政府高官や金持ちの妻にしたのです。そのヨーロッパ美女たちも、ルーマニアの農家の嫁として一生を終えるよりは、富も文化もあるイスタンブールにいたほうが幸運だったのです。このように欧州の美女との混血が進んだトルコでは、今でも美男美女が多いです。
シリア
個人的には私が最も美人が多いと思うのはシリアす。シリアは、トルコともアラブとも混血が進んできて、シリア人の女性は非常に美しいです。
パレスチナ
また、パレスチナも古くから混血が進んで美人が多いことで有名です。2000年前、イエスキリストが存命だった頃は今ほど混血が進んではいなく、パレスチナの土地に生きたイエスキリストの母マリアは、ラファエロが描く聖母マリアの絵のような多くの人がイメージするような透き通る肌の白人に近い女性ではなく、もっと肌の色が濃かったという説が有力です。その後、交易などを通じて色々な国と交わる中で混血が進んできて、現在の「パレスチナ美女」になっています。
現在のヨルダン王妃ラニアはパレスチナ系で、非常にパレスチナ風の顔立ちの美人です。こちらの公式サイトから見られます。
エジプト
エジプトも、少し浅黒い肌にエキゾチックな顔立ちの美女がたくさんいます。太古の昔からエジプト人女性はアイラインを引く習慣があり、はっきりした目鼻立ちは、独特の化粧によっていっそう引き立ちます。
レバノン
レバノンは20世紀初頭にフランスの支配下にあった影響で、レバノン人の女性は美意識が高くファッションやお化粧にとても気を使うことが有名です。こうしたことから、元々美しい自分をさらに美しく見せることに長けていて、レバノン人女性には特有の美しさがあります。
このように、「中東の美女」と一口に言っても、実は「美女度」は歴史が大きく関わってくるのです。